売上高100億円以上の酒製造・販売企業43社をピックアップ

「売上高100億円以上の酒製造・販売企業43社」について

本調査は、売上高100億円以上の酒製造・販売企業43社について調査しました。

調査の結果は下記の通りです。

売上高100億円以上の酒製造・販売企業43社をピックアップ

※なお、SalesNow DBでは商業登記や不動産登記、税務署の公示データ、官報公告記事、官公庁企業で公開されている情報や、ホームページやSNSで自ら公開している情報をもとにデータを抽出しております。上記に公開されていないデータは含んでいないためランキングに齟齬が発生する場合もあります。

売上高100億円以上の酒製造・販売企業43社（SalesNow DBレポート調べ） 

酒類業界の国内市場の状況は、少子高齢化や人口減少等の人口動態の変化、消費者の低価格志向やライフスタイルの変化や嗜好の多様化等により、国内市場は全体として中長期的に縮小してきています。そのため商品の差別化や高付加価値化、地域連携や海外展開等に積極的に取り組み、需要拡大につなげている事業者も少なくありません。このような状況の変化を背景に、酒類の課税移出数量は平成11年度をピークとして減少してきています。また内訳も変わってきており、特にビールの課税移出数量が大きく減少しています。しかしこれはビールから低価格の発泡酒やチューハイ、ビールに類似した酒類（いわゆる「新ジャンル」）に消費が移行していることが一因と考えられます。

新型コロナウイルス感染症の拡大により、特に令和2年4月以降、国内では飲食店を中心に酒類消費が一段と減少しています。これまでの取組を継続するだけではまだまだ需要の回復や拡大が見込めない状況の中で、酒類事業者には、従来型の商品の開発・製造・販売等の方法にとらわれず、新たな商品・サービスの創造、新たな市場の開拓に取り組み、経営改革や酒類業界の構造転換を推進していくことが求められています。加えて近年においては、異業種やスタートアップ等による新規参入や、清酒の出荷金額の単価上昇（高付加価値化）の動きなども確認されており、こうした動きが酒類業界全体の動きとなることが期待されます。

もうすぐ海の日がやってきて、夏本番がスタートします。新型コロナウイルス感染症拡大防止には十分に配意しながら夏を盛り上げるお酒を楽しみたいものです。

売上高100億円以上の酒製造・販売企業43社の中から企業をピックアップ

アサヒビール株式会社

日本の大手ビールメーカーで、 アサヒグループホールディングス株式会社傘下の子会社。アサヒグループの中核である国内酒類事業を担っており、ビール類を中心として、洋酒、焼酎、ワイン、RTDなどの総合酒類の製造と販売を行っている。「すべてのお客さまに、最高の明日を」というものづくりへの想いを大切に、お客様の期待を超える新しい価値を提供し、進化し続ける企業を目指す。

サッポロビール株式会社

日本の大手ビールメーカーであり、1876年（明治9年）に、政府の開拓使が北海道札幌市に札幌麦酒醸造所を設立し、そこで作られた「冷製札幌ビール」が社名の由来とされている。サッポロビールのラベルに描かれている星は北極星（ポラリス）を表す前身の開拓使麦酒醸造所を保有していた北海道開拓使の徽章で、同社の伝統である。

薩摩酒造株式会社

鹿児島県枕崎市に本社・工場を置く日本の醸造業。おもに焼酎を中心とした酒類を生産している。「さつま白波」の銘柄で芋焼酎を製造・販売しており、鹿児島県を中心とした九州をはじめとして、西日本に限らず日本全国で発売されている。

株式会社リカーマウンテン

酒類のチェーンストアを展開する企業。滋賀県長浜市（旧虎姫町）五村にかつて存在した山根食料品店が発祥である。その後、スーパーマーケットサンメイトヤマネを開業。のちにリカーマウンテンへと繋がる。滋賀県長浜市に本店を、京都市下京区に本社を置いている。

調査概要

SalesNow DBに含まれる経済産業省API提携、WEB上に公開されているHP情報、IR情報求人媒体などの複合的なデータを参照しています。

■参照期間：2019年6月〜2022年6月の直近3年間

※一部最新データが存在しないものに関しては該当期間以前のデータを使用しています

■データ数値の誤りについての問い合わせ先：pr@quickwork.jp